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 8.予防接種、衛生・医療事情

 

 

予防接種

(1)長期滞在者に必要な予防接種
入国に必要なワクチン:黄熱病 ガボンはWHO によって予防接種が義務付けられています。
接種すべきワクチン:A 型肝炎、B 型肝炎、破傷風
接種が薦められるワクチン:狂犬病、髄膜炎、腸チフス
都市部の薬局でこれらワクチン(ほとんどフランス製)は手に入りますが入荷は必ずしも安定しま せん。

2)小児予防接種
BCG
6 種混合:ジフテリア+破傷風+百日咳+ポリオ+ヘモフィルスインフルエンザB+B 型肝炎
肺炎球菌
ロタ
黄熱病
MMR:麻疹+おたふくかぜ+風疹
腸チフス
日本の定期接種は完了してくることが望ましい。

 

(3)ワクチン接種証明書
イエローカードは必須。児童・生徒が入園・入学する際に英文または仏文の予防接種証明およ び健康診断書が必要です。

 

 

衛生・医療事情一般

(1)衛生状態
首都においても停電や断水が頻発し、ハエや蚊のみならずノミ、ダニ、ゴキブリ、カビも多く発生 します。飲用水はミネラルウオーターをおすすめします。

(2)医療
当地で外国人ビジネスマン等が利用できるのは、小規模ながらMRI とCT を備えた比較的清潔 な私立病院に限られ、公立病院は設備や専門医、基本的な衛生概念などの点に問題があるため 安心して医療を受けられる水準には達していません。また私立病院の医療費は高額で国内での 治療には限界があるため、ガボンに滞在するに当たっては、緊急時の治療費用・救援者費用など で国外移送までを付帯した海外旅行傷害保険への加入を強く勧めます。

(3)医薬品
都市部の薬局では、特殊な薬を除いて、鎮痛薬や抗生物質、抗マラリア薬などは処方箋なしで も購入できます(フランスを中心としたヨーロッパからの輸入品がほとんどです)。また、狂犬病、腸 チフス、髄膜炎ワクチンなども購入が可能ですが、在庫が常にあるとは限りません 慢性疾患で常 用している薬がある場合、薬剤アレルギーのある場合は普段使っている薬の持参をおすすめしま す。

 

健康上心がける事

(1)旅行前の各種予防接種と海外旅行傷害保険への加入
(2)防蚊対策:長袖・長ズボン・靴の着用、虫よけ剤(repellent)の塗布、夕方以降室内に殺虫剤の 散布、蚊取り線香の使用、蚊帳の中で就寝など
(3)紫外線対策、炎天下での外出を控える
(4)ペットボトルの持参により、十分な水分補給
(5)食事前の手洗い、生水・生ものの飲食を避ける
(6)動物にむやみに近づかない、触らない
(7)歩行中、車や周辺の人物への注意(保安上からも)
(8)十分な休養と睡眠

 

 

かかり易い病気、病気になった場合の医療機関等


※外務省HPへのリンク:

外務省: 世界の医療事情 ガボン

 

 


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