文化行事案内
令和6年度日本財団「日本理解促進のための図書寄贈事業」 「日本財団からリーブルビル国際大学への図書寄贈」寄贈式
令和7年(2025年)3月11日、野口大使は、ガボンのリーブルビル市近郊にあるリーブルビル国際大学に対し、公益財団法人の日本財団から同大学図書館に贈与された日本に関する英文図書の寄贈式を行いました。リーブルビル国際大学はガボンの優秀な学生が在籍するガボンの私立大学です。日本財団から寄贈された日本の歴史・文化・社会経済に関する79冊の英文図書は、将来の活躍が期待できるガボンの若者が日本についてより理解を深めるために資するものです。また、寄贈式が終了した後、マブング学長の案内により現在工事中の新しい校舎を含む整備された大学内のキャンパスを視察しました。在ガボン日本国大使館は、この寄贈が、大学の生徒が将来ガボン、アフリカひいては国際社会において活躍する上で役立つものとなることを祈っております。


和太鼓奏者、篠笛奏者及び書道家のユニット「轟 & 紅花」コンサート・ワークショップ(Concerts de tambour et flûte japonaise et ateliers de calligraphie du trio TODOROKI & KOUKA )
開催日:令和7年(2025年)2月16日-18日
会場: 文化省ギャラリー、ジャン・イレール・オバム・エイエゲ中高一貫校、オマールボンゴ大学
共催: 当館、国際交流基金、ガボン文化省、ジャン・イレール・オバム・エイエゲ中高一貫校、オマールボンゴ大学
2月16日から18日にかけて、和太鼓奏者、篠笛奏者及び書道家のユニット「轟 & 紅花」がガボンを訪問し、ガボン文化省、ジャン・イレール・オバム・エイエゲ中高一貫校及びオマールボンゴ大学との共催でコンサートや書道のワークショップを行いました。文化省のギャラリーで行われた公演では、アルマンド・ロンゴ・モウレンギ文化大臣等のガボン政府関係者、当地リーブルビルの各国大使をはじめとする外交団や日本に興味のあるガボン人の皆様など、多くの方々が、太鼓の体験を行ったり音楽に合わせて手拍子をとりながら、日本の伝統音楽や書道を楽しみました。また、ガボンの伝統音楽のグループ「Zulu de Mandji」とのコラボレーションも行い、日ガボンの二国間の文化交流を通じた協力を象徴する舞台となりました。
ジャン・イレール・オバム・エイエゲ中高一貫校及びオマール・ボンゴ大学での公演では、ガボンの若者たちが、日本のアニメの曲を一緒に歌うなどして、熱狂的な盛り上がりを見せながら、パフォーマンスを楽しみました。太鼓の音には体を動かしながら、篠笛の旋律や書道のパフォーマンスには集中して鑑賞していました。
日本大使館は、今回、各公演の実施のためにご協力頂いた共催の方々に感謝申し上げるとともに、今後も日ガボンの文化交流を推進して参ります。


第11回日本大使空手大会(La 11ème Edition de la Coupe de Karaté de l’Ambassadeur du Japon)
開催日: 令和6年(2024年)11月9日
会場: Phoenix(リーブルビル市)
共催: 当館、ガボン空手連盟(FEGAKAMA)
11月9日、第11回日本大使杯空手大会が、当館とガボン空手連盟の共催で開催され、当館から野口大使が出席した他、ガルシア・キューバ大使、ンゴメンドング・リーブルビル市特別代表代理及びオンゴンジャ空手連盟会長が出席しました。大会では、空手家たちが日々の練習の成果を披露し、熱い戦いが繰り広げられ、観客も大いに盛り上がりました。 本大会を通じて、ガボンにおける空手の普及と空手を通じたガボンと日本の友好・協力関係の一層の発展が期待・確認されました。


ヤマハ発動機 サッカーボール寄贈式の実施(2024年4月12日、於:国立聴覚障がい児学校)
開催日: 令和6年(2024年)4月12日
会場: 国立聴覚障がい児学校(ENEDA)
2024年4月12日、国立聴覚障がい児学校(ENEDA)において、野口修二大使、社会課題省リッセンゲ・ヤパ・パウル事務次官及びオバム・オンド・シャール官房長臨席の下、ヤマハ発動機がガボンの公式代理店INTER-MATとともに寄贈したサッカーボール及びTシャツの寄贈式が行われました。ヤマハ発動機は2019年からアフリカに対する社会貢献事業として「アフリカの子どもたちにサッカーボールを」プロジェクトを行っており、本年はガボンを対象に200個のサッカーボールとTシャツを寄贈しました。この式典では、ENEDAの子供たちだけでなく、困難な状況にある子供や若者の支援に尽力する他の4つの施設(ブノワ・メッサーニ社会複合施設、バ・ドゥ・ゲ・ゲ社会福祉センター、ヌドシ・アコムガ国立センター、アンゴンジェ社会困窮児保護センター)にも配布されました。日本からガボンを訪問し、同式典へ参列したヤマハ発動機の福島氏は、ガボンと日本の協力関係を強化し、スポーツを通じて子どもたちの成長と福祉に積極的に貢献できることへの喜びを表現しました。このイニシアチブは、スポーツが個人の成長のためのツールであり、若者の喜びであることの重要性を強調し、ガボンの障がいを持つ子供たちの心に希望と活力を与えるものです。


「日本食普及の親善大使」任命式
開催日: 令和6年(2024年)3月4日
会場: 日本食レストラン「SAKURA」
当地で日本食文化の普及及び日本食の魅力の発信に最も貢献している人物として日本食レストラン「SAKURA」及び「KITA」のオーナーのマリアンヌ・ティゴエ・オキアス氏が、日本の農林水産省により「日本食普及の親善大使」に昨年12月13日任命され、その任命式を3月4日にオキアス氏が経営する日本食レストラン「SAKURA」にて開催しました。
オキアス氏は10年以上に渡って日本食レストランを経営しているだけでなく、巻き寿司体験など子どもを対象とした日本食に関するワークショップを開催するなど、日本食に接する機会が少ないガボンにおいて、日本食の魅力を発信してきました。
任命式は、普段から「SAKURA」を利用しているガボン政府関係者やオキアス氏の友人等が出席し、野口大使がスピーチにて2013年にユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」の魅力について説明するなどガボンにおいて日本食の魅力を再確認する機会にもなりました。
第2回 日本文化の日(la Journée du Japon)
開催日: 令和6年(2024年)2月9日
会場: オマール・ボンゴ大学(リーブルビル市)
共催: 当館、JICA,オマール・ボンゴ大学
2月9日、第2回「日本文化の日」をJICA及びオマール・ボンゴ大学との共催で開催し、オマール・ボンゴ大学の学生、ガボン政府関係者や当地外交団等、多くの方々にご来場いただきました。
まずは、日本からガボンを訪問したJICA緒方貞子平和開発研究所の萱島信子シニア・リサーチ・アドバイザーが「日本の教育の近代化の歴史」に関する講演会を行い、ご来場頂いた多くの方に日本の教育について学んで理解を深めていただきました。その後、日本文化のワークショップ(折り紙、書道、ゆかた試着)を開催し、日本文化を体験いただきました。更に、日本文化愛好団体の“IKEBANA”によるスピーチコンテストが「自分の好きな日本語」というテーマで開催され、入賞した3名に対し、日本ガボン友好協会から提供された賞品を野口大使から授与しました。

令和3年度日本財団「現代日本理解促進のための図書寄贈事業」
「日本財団から高等師範学校への図書寄贈」寄贈式
令和5年(2023年)12月22日、野口大使は、ガボンのリーブルビル市内にある高等師範学校学長に対し、公益財団法人の日本財団から同大学図書館に贈与された日本に関する英文図書の寄贈式を行いました。高等師範学校はガボンの教員育成ための学校で、日本財団から寄贈された日本の歴史・文化・社会経済に関する140冊の英文図書は、ガボンの教員が日本についてより理解を深めるために資するものです。在ガボン日本国大使館は、この寄贈が、大学の生徒が将来ガボン、アフリカひいては国際社会において活躍する上で役立つものとなることを祈っております。
第30回 日本ガボン杯柔道大会(La 30eme Edition de la Coupe de la Coopération Nippo-Gabonaise)
開催日: 令和5年(2023年)12月9日
会場: 陸軍幼年学校体育館(Gymnase de Prytanée Militaire de Libreville)
12月9日、第30回日本ガボン杯柔道大会が、当館とガボン柔道連盟の共催で開催されました。同大会はコロナの影響により2019年以降約5年ぶりの開催となり、また30回目という節目の大会となりました。更に、全日本柔道連盟及びNPO法人「JUDOs」から日本ガボン友好協会を通じて、ガボン柔道連盟へ柔道衣206着と畳84枚が贈与され、その寄贈式を同大会の開会式に合わせて開催し、日・ガボン友好協会の渋木理事と神林理事が出席しました。このように、同大会は、二国間のスポーツを通じた友好的な協力関係を再確認する記念の大会となりました。
更に、「JUDOs」の井上康生理事長(シドニーオリンピック柔道金メダリスト)からガボン柔道連盟へ応援のビデオメッセージが届きましたので、同大会の前日(8日)に、ガボン柔道連盟と将来が期待される有望なガボン人柔道家を大使公邸にお招きし、ビデオメッセージを鑑賞しました。ガボン日本国大使館は、今回のメッセージで勇気づけられたガボン人柔道家が将来活躍することを大いに期待しています。
日・ガボン文化週間
開催日: 令和5年(2023年)8月7日~8月11日
会場: リーブルビル第5区役所
共催:当館、IKEBANA, EBEL VERT
日本文化愛好団体のIKEBANA及びEBEL VERTとの共催で日本・ガボン文化週間を開催しました。EBEL VERTが作成した日本とガボンのマスクの展示や、IKEBANAによる日本語や書道のワークショップなどが行われました。また、「ポッピンQ」の映画上映を行い、日本・ガボン文化週間を通じてガボンの若者が日本文化を楽しみ大いに盛り上がりました。
第10回日本大使空手大会(La 10eme Edition de la Coupe de Karate de l’Ambassadeur du Japon)
開催日: 令和5年(2023年)5月13日
会場: Phoenix(リーブルビル市)
共催:当館、ガボン空手連盟(FEGAKAMA)
5月13日、第10回日本大使杯空手大会が、当館とガボン空手連盟の共催で開催されました。空手家たちの熱い戦いが繰り広げられ、観客も大いに盛り上がりました。当館から野口大使が出席した他、ガボン側からンドゥンダ・スポーツ省事務次官及びオンゴンジャ空手連盟会長が出席し、日・ガボンのスポーツを通じた友好的な協力関係を再確認する大会となりました。
日本の日(la Journée du Japon)
開催日: 令和4年(2022年)12月9日
会場: オマール・ボンゴ大学(リーブルビル市)
共催: JICA,オマール・ボンゴ大学
日本の国際協力に関するDVD上映、野口大使の講演及びパネルディスカッションを実施しました。多くの 方にご来場いただき、日本の国際協力について学んで、理解を深めていただきました。また、併せて日本文化のワークショップ(折り紙、書道、日本語、ゆかた試着、日本茶試飲)を開催し、日本文化を体験いただきました。
第9回日本大使杯空手大会(LA 9ème EDITION DU TOURNOI DE KARATE DE LA COUPE DE L’AMBASSADEUR DU JAPON)
開催日: 令和4年(2022年)7月30日
会場: Phoenix(リーブルビル市)
共催:当館、ガボン空手連盟(FEGAKAMA)
7月30日、第9回日本大使杯空手大会が行われました。新型コロナウイルスの影響により大会を実施できない年が続き、2年ぶりの開催となりました。新型コロナウイルスに負けずに鍛錬してきた空手家達の熱い闘いが繰り広げられ、エネルギッシュな型が披露されました。
空手を通じてガボンと日本との友好・協力関係が一層発展することを期待します。
日本週間(la Semaine du Japon)
開催日:令和3年(2021年)10月6日~23日
会場:アンスティチュ・フランセ(リーブルビル市)
歌川広重作「東海道五十三次」55枚の版画展示会(7日~23日)、映画上映(6日~9日:風の谷のナウシカ、ウォーターボーイズ、花のあと)、ワークショップ(9日:折り紙、書道、日本語、日本食)で構成される「日本週間」を開催しました。多くの方に日本の文化を体験していただきました。
岩手県二戸市仁左平小学校とアカンダのエリート・コンプレックス・スクールによるオンライン交流
令和3年(2021年)6月25日、岩手県二戸市の仁左平小学校とアカンダのエリート・コンプレックス・スクールのオンライン交流を行いました。 きっかけは仁左平小学校の児童がガボンに対するオリンピック応援メッセージカードを作成したことです。児童が、作成したカードを実際にガボンの人に見てもらいたいと願ったことから、二戸市と当館が協力して、以前仁左平小学校と交流のあったエリート・コンプレックス・スクールにカードをお届けしました。仁左平小学校の子供たちに代わって、野口大使がカードを渡しました。
画面越しで短い時間ではありますが、仁左平小学校の生徒が太鼓演奏を披露したり、エリート・コンプレックス・スクールの児童が質問に答えたり、有意義な交流ができました。
二戸市はガボンの「ホストタウン」です。オリンピック・パラリンピックに際して、二戸市は一丸となってガボンを応援しています。
これを機に、ガボンと日本の交流がもっと盛んになることを願います。


















